ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 東静内沖みな丸ディープチャレンジ!! | main | ‘‘講習会,, Part 2 >>
2016.05.27 Friday

試験釣行

全国のディープライナーファンの皆様、ご無沙汰しています。
高知の森田です。

今回、室戸に一人試験釣行に行ってきた。
3月22日一正丸、ターゲットは生餌釣りによる大型カンパチ一本。
生餌釣りのエキスをジギングに応用できることがあるのではという思いと、
剛と剛のやり取りでのターゲットの動きを知りたかったことなどにより、
初の室戸岬沖の挑戦となった。

タックルは
ロツド  Alpha tackle  DeepOdyssey  Model R
リール  MiyaEpock COMANDO Z-9S  DC-12
ライン  YGKよつあみ ウルトラ2 12号 68kg 900m
リーダー 本線   DAINA-MAXIMUM 80号220LB
    支線(枝) DAINA-MAXIMUM 60号200LB
フック  SHIMODA GYOGU HAGANE25(泳がせ針)
鉛    1kg
竿受け  第一精工 ウルトラ最強ラーク(超大物専用竿受)

のタックルバランスで、日常のジギングのライトタックルからはかけ離れた仕合。


途中で船長に泳がせ釣りの餌となるサバを確保してもらい、いよいよ初流し。
室戸岬沖水深50m〜、ここはいつもジギングで挑戦するライン。
大物は居るらしいけれど、いつも何にも触らない、いや、触らすことができない場所。

生餌のサバは鼻掛けにして投入した。
沈める前に生餌の動きを暫く注視する。
半径1ヒロの中でベイトは自由に動ける。
横にゆっくりスライドする円運動、多少上下動しながら細かくバイブする(震える)動きなど、
まるで、スローピッチのアングラーに「ジグでも動かしてみなよ!」と挑戦するかのように感じた。

少し深くなり60mのポイント、時々根カガリしないようにボトムを調整する。
餌の泳ぎが細かくロツドに伝わる。
少し大きな動き、大型魚が寄って来ている。
船長が「まだ-まだ-」と声をかける次の瞬間、ロツドが大きくしなる。
今だと大きく合わせた。確実にのった様子。
電動リールの巻取りスイッチオン、フルドラグのコマンドが大きく唸って巻取り開始だ。
ここからは壮絶なバトル、魚は2ノットの潮の流れに乗り全力で潮下に走る。
なんと何度もコマンドの巻を止めて、時々ずるずるラインを出していくではないか。
剛と剛の力勝負、しかし魚は簡単に負けてはくれない。
魚を怒らし、恐怖心を与えたときの巨大魚のパワーは想定外のもので、
このリールでさえラインが出されたり少々巻けたりの繰り返し。
ボトムから10mをきるのに5〜6分はかかったような気がする。通常10mの空巻なら5秒程度のもの。

全体のファイト時間は良く覚えてないが15分くらいはかかったような気がする。
魚がうっすらと見えてきた。
今まで見たことのないような大型の本カンパチ、
ラインをもって浮かせたときに思わず「ワオー」と叫んでしまった。
魚体の半分程度がタマに入り、船長と2人掛かりで何とか船に上げることができた。


本カンパチ 約48







重くて2度計量に失敗し48舛泙燃稜Г靴燭また途中で生簀に落としてしまった。

タックルは60号の支線がザラザラ、鉛を括る6〜70僂22号ラインも飛んでいる。
これはカンパチが逃げる時、根を擦りながら逃げている証拠。
大型カンパチの賢さを痛感した。
ライトのジギングタックルでは一たまりもないであろう。
柔よく剛を制するスローピッチの本領を発揮できるエリアで勝負するしかないかな!?


いつもここをジギングで流しているけれど、口を使わない賢い大型カンパチ。
きっとジグの動きを見切っているのであろう。
生餌の動きに少しでも近づくことができたら更にバイトの可能性も高くなる。
巻とフオールのジギングに横にスライドする円運動とか、
多少上下動しながら細かくバイブする(震える)動きなどが演出できないと、
こいつは中々騙せないと痛感し新たな宿題もいただいた。

最近、横スライドのジクを売り物にするメーカーも出てきている。
更に開発を重ねてほしい。
アングラーも意識をして、誘いの天才「各種の生餌」の動きを注目しジギングの振りに応用してほしい。
それは、きっと新たな釣果につながることであろうと考える。

ライトのジギングは、食わせと取り込みの技術の複合体であり、
タックルバランスも含め、各々の部分に相当な研究の余地があり、しかもアプローチは各人各様。
だから、個人差が釣果に現れ悔しさも満足感もひとしお。
まさにゲームとしての完成度の高い釣りである。
アングラーは熱くなりさらに深遠の道を追求する。
答えはない。
結果が答えだ!!。


泳がせ釣りは、誘いは天才の「生餌」、取り込みは「剛の釣り」で個人差が出にくい。
魚を掛けて電動リールのスイッチオンは誰でもできるし後は船体が勝手に釣り上げてくれる感覚である。
せめてスタンディングで取り込み感を感じようとしても、所詮ハードタックルでのやり取り。
スリルと満足感の薄い(少ない)釣りと感じた。
今回このような大物をゲットしたが、苦労しゲームに参加してない分、満足感、達成感はほとんどない。
苦労せずに結果がでるこのアプローチはゲーム性に乏しく「漁」の域ではないかと感じた。
本職の漁師なら、もっと経済性を重視し採算の合うように釣るであろう。
だから今日の私の試験釣行は遊び人の「漁」か?

これからも「漁」と「ゲーム」の領域を見定めつつ、ジギングでの更なる研究の必要性を感じた釣行となった。
当初の目的を達成させていただいた一正丸の船長さんに感謝します。



 
Powered by
30days Album